ワールドメイトとしがサイゾーに載った記事についての謝罪を求め、雑誌「サイゾー」の2つの記事に関し、サイゾーの発売元である(株)電波実験社、発行元である(株)インフォバーン、当時サイゾー編集長の小林弘人、ライター井上俊幸、ライター藤田庄市を提訴した裁判です。
和解条項の中で彼ら(藤田庄市をのぞく)は、記事中に「攻撃的表現」があったことを認め、今後とも「原告らの名誉等を不当に侵害することのないよう十分に配慮する」等の宣言を行うこととなり、ワールドメイトの実質的完全勝訴と言える内容です。
ワールドメイトとしては和解条項の内容に納得するに至ったため、ワールドメイト側も、被告らの「表現の自由」に配慮し、この訴えを取り下げました。これによって、双方が納得し、平和的な和解によって裁判を終了となりました。
雑誌「サイゾー」側の代理人は、紀藤正樹弁護士らでした。紀藤正樹弁護士は、なぜか、雑誌「サイゾー」に関する記述を、自らのホームページに一言も書いていません。雑誌「サイゾー」の裁判において、ワールドメイトの主張が全面的に認められ、事実上の敗訴に近かったために、自らの業績をアピールする要素がなかったということなのでしょうか? 実際のところはわかりませんが、雑誌「サイゾー」の裁判に集中するために、自身に不利(ワールドメイト有利)な和解条約を飲んでまで、「プシコ」裁判を終結させた、と自らのホームページで匂わせていることからも、サイゾーの裁判の弁護は、難航を極めたのかもしれません。