ワールドメイトが名誉毀損で勝訴した報道

新潮社に50万円賠償命令

平成9年2月5日 東京新聞朝刊

宗教団体「ワールドメイト」が写真週刊誌フォーカスや週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、新潮社と記事を書いた同社社員らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の南敏文裁判長は4日「見出しに一部名誉を棄損する部分があった」として新潮社側に計50万円を賠償するよう命じた。

 判決によると、フォーカスの昨年6月5日号と同月12日号、週刊新潮の6月6日号はそれぞれワールドメイトに関する記事を掲載。見出しや記事の中で「60億円脱税」などの表現を用いた。

 判決理由で南裁判長は「本文を最後まで読めば追徴課税処分を受けたのが日本視聴覚社であることは分かるにしても、通常の読み方をすれば見出しや記事の書き出しから原告自体が脱税などをしたように読める」との判断を示した。

新潮社に50万円賠償命令

平成9年2月5日 静岡新聞朝刊

 宗教団体「ワールドメイト」が写真週刊誌フォーカスや週刊新潮の記事で名誉を傷つけられたとして、新潮社と記事を書いた同社社員らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁の南敏文裁判長は4日「見出しに一部名誉を棄損する部分があった」として新潮社側に計50万円を賠償するよう命じた。

 判決によると、フォーカスの昨年6月5日号と同月12日号、週刊新潮の6月6日号はそれぞれワールドメイトに関する記事を掲載。見出しや記事の中で「60億円脱税」などの表現を用いた。

 判決理由で南裁判長は「本文を最後まで読めば追徴課税処分を受けたのが日本視聴覚社であることはわかるにしても、通常の読み方をすれば見出しや記事の書き出しから原告自体が脱税などをしたように読める」との判断を示した。