ワールドメイトに寄せられた詫び状の実態

ワールドメイトに複数の雑誌社とライターから謝罪文が寄せられる

もう10年以上も前のこと、ワールドメイトの名誉を棄損する可能性の高いゴシップ記事が書かれる事件が起こったそうです。理由は、造反首謀者がタレコミをマスコミに提供したことや、国税が追徴課税を行った際にマスコミと連携して、ワールドメイト潰しを謀ってきたためであると言われています。ちなみに、国税の追徴課税に関しては国策調査の一環であったと言われておりましたが、にもかかわらず、日本視聴覚社(ワールドメイト側)が完全勝訴しており、無罪を勝ち取っています。

 

ワールドメイトは、事実無根の記事を書いた雑誌社に関して、抗議を行ったそうです。その際に、日刊ゲンダイや宝島社や、その記事を書いたライターより、謝罪文が寄せられ、謝罪広告も載せられたそうです。

 

こうした謝罪文の存在により、ワールドメイトをよく知らない人物が、調査もなしにいい加減なことを書いた記事が多数存在していたことが明らかとなっております。

 

ちなみに、ワールドメイトは複数の新聞社や雑誌社に、名誉棄損の裁判を提訴していますが、ほとんど大部分で謝罪がなされ、勝訴や和解で幕を閉じているようです。事実無根であることを雑誌社が憶測で書いてしまうという、ライターのフライングがあったであろうことが、窺えます。

裁判で謝罪(知る限りなので一部)

週刊新潮

「誤解を招く記載をした」ことについて、「遺憾の意」を表明し、「再びこの様なことがないようにする」と述べて、ワールドメイト側と、和解しています。

サイゾー

【和解条項】

  • 被告らは、本件記事中に原告らに対する攻撃的表現があったことを認め、今後とも真に公益的な目的の言論活動を行うことを宣言し、原告らの名誉等を不当に侵害することのないよう十分に配慮する。
  • 原告らは、被告らの表現の自由に配慮し、本訴請求をいずれも取り下げ、被告らはこれに同意する。
  • 被告株式会社インフォバーン及び被告小林弘人は、原告ワールドメイト及び原告半田晴久との間の東京地方裁判所平成13年(ワ)第27699号事件で問題となっている記事中に原告らに対する攻撃的表現があったことを認め、今後とも真に公益的な目的の言論活動を行うことを宣言し、原告らの名誉等を不当に侵害することのないよう十分に配慮する。
  • 原告ワールドメイト及び原告半田晴久は、被告株式会社インフォバーン及び被告小林弘人の表現の自由に配慮し、同被告両名に対し、東京地方裁判所平成13年(ワ)第27699号事件の訴えを同被告両名に対する関係で取り下げることを約し、同被告両名は、同原告両名に対し、この取り下げに同意することを約する。
  • 原告らは、被告らの表現の自由に、被告らは、原告らの信教の自由に、今後ともそれぞれ十分に配慮する。
  • 原告らと被告らは、原告らと被告らの間には、本和解条項に定めるほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。
  • 訴訟費用は各自の負担とする。

誤報についての訂正文(知る限りなので一部)

『宝島30』

「宝島30」編集部が、1994年9月号187ページに、平成5年6月号に掲載した記事本文に事実誤認があった旨、訂正とお詫びを掲載しています。

ワールドメイトに届いた詫び状(知る限りなので一部)

読売新聞社

読売新聞社より、平成6年の読売新聞報道について、「名誉棄損・信用毀損に至る事態を引き起こすことにないよう配慮」し、「通知書の趣旨を真摯に受け止め、今後の報道にあたる」旨の謝罪がありました。

日刊ゲンダイ 平成6年

株式会社日刊現代が、平成6年6月24日記事に「事実無根」であり「記述、その記事構成上の瑕疵(欠点)により、貴団体および貴社に多大なご迷惑をおかけしました。慎んでお詫び申し上げます」「当該記事は、記事掲載後の取材によって、「紛争の一方の当事者およびその周辺」からの情報を主要な情報源として作成されたものであることが判明いたしました。ジャーナリストとして原則を外した不明を恥じるとともに、慎んでお詫び申し上げます。」と謝罪しています。

日刊ゲンダイ 平成9年

株式会社日刊現代が、平成9年1月8日記事に「不適切な表現」があったことを認め、「ご迷惑をかけたことをお詫びします」という謝罪しています。

大蔵出版『新宗教時代』

大蔵出版株式会社が、『新宗教時代』第三巻本文に「事実と相違した記述があった点について率直に認め、貴殿をはじめ関係者の方々にご迷惑お掛けしましたことをお詫び申し上げます。」と謝罪しています。

この『新宗教時代』第三巻は、溝口敦氏というライターの記事をもとにかかれていますが、溝口敦氏はたびたび問題の記事を掲載し、ワールドメイトに謝罪をしています。

別冊宝島304号

株式会社宝島社出版が、「事実の記述として不適切な表現があり、読者に誤解を与えるような箇所があったこと」を認め、「ご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と謝罪しています。

謝罪したライター(知る限りなので一部)

井上トシユキ氏

溝口敦氏

米本和宏氏

藤田庄市氏

藤田庄市氏ご本人は謝罪していませんが、藤田庄市氏の記述を載せた『サイゾー』の本社が謝罪をしています。

「ワールドメイトの実態」の記載

「ワールドメイトの実態」では、「2006年(平成18)12月31日付で、「ワールドメイト弘道布教本部より重要なお知らせ」として会員宛にメルマガが届いている。」などと、スパイ会員からの情報を載せてます。

 

「ワールドメイトの実態」が個人で入手不可能な資料を入手してる謎

「ワールドメイトの実態」では、「上記の日刊現代と宝島社の「詫び状」の実態につき、新潮社裁判において、ルポライター米本和弘氏が陳述書(平成15年1月20日)を提出しているので要訳する」などと書いてますが、なぜ、このような裁判資料を入手出来るのでしょうか?

 

新潮社との裁判の資料を入手できるのは、ワールドメイトか新潮社の訴えられた人だけです。

 

いち個人が新潮社から資料を入手できるわけがありません。おそらく、某組織が、裁判資料の一部を、ルポライターの関係者から買い取ったものを横流しして入手したか、違法に入手したものではないかと思われます。

 

米本氏の陳述書には、明らかな調査不足が!

米本氏の陳述書を見ると、西谷氏と接点があったことが読み取れます。しかし、西谷氏は、ワールドメイトの代表者ではありません。つまり、ワールドメイトの正式見解でもなんでもなく、西谷氏が個人的に米本氏と接点をもとうとしたのではないでしょうか?

 

また、米本氏は、「深見氏が紅卍会に出入りしている頃、「はんちゃん」と呼んで、氏を非常によく知っている人から「青木建設」と聞いていたので間違いないと思った」ために、大和建設ではなく、青木建設と雑誌に書いたと裁判で答えてるそうです。もちろん、深見東州は青木建設とは関係がありません。

 

要するに、米本氏が「青木建設」などと書いたという一点により、きちんとした調査をせずに、深見東州(半田晴久)に対する記事を書いたということを指しますねww取材はしなかったのでしょう。

 

「不安産業というのは、みんな利益が上がりますね」などという発言は、改ざんテープを指すのでしょう。編集機で編集すれば、べつに雑音など出ませんから。テレビ局の番組は、そうとうに編集されていますが、全く雑音は出ません。

 

米本氏のように、深見東州(半田晴久)に対し、たいした取材もなしにでっち上げを書いたのは、日刊ゲンダイや宝島社のほうなのでしょう。

 

だから、ワールドメイトに詫び状を送ってきたのですね。